対人関係療法研究会の皆さま

お世話になっております。
新型コロナの問題で、皆さまもいろいろとご負担が増えていることと思います。
お疲れ様です。

さて、5月10日に予定していた特別編をキャンセルするというご連絡を
先日させていただきましたが、Covid-19との闘いは長期戦になると思いますので、
勉強の機会を不要に減らさないため、完全ウェブ上での
ワークショップを開いてみることにしました。
本来のご日程もあったと思いますので、ウェブ上での特別編も
5月10日(日)に行いたいと思います。

★システムはZoomを使います。
岩山さんが開始直前に参加者にメールを送り、
そのメールに従って会議(ワークショップ)に参加していただくことになります。
ウェブカメラとマイク機能のあるPCをお持ちである方が条件です。

★ウェブ特別編のエントリーシートは4月末日を締め切りとさせていただきます。
告知機関が短くて申し訳ございませんが、ざっとで結構です。
と言いますのは、エントリーシートは水島だけが拝読します。
当日は、参加者の方が、普通の臨床家同士の相談みたいな雰囲気で、
「これこれこういう患者さんなんですが、特にこういうところに困っていて、
そこのロールプレイをしたいです」と発言していただき、実行します。
ですので、エントリーシートが漏れ出すリスクはありません。

★すでにご入金されている方で、当日参加される方を優先させていただきます。
すでに入金しているけれども、ウェブ特別編には参加しない、という方は
早めにご連絡いただけると助かります。

★ワークショップ自体はウェブ上ですが、それができる環境(例えば職場など)に行く際、
あるいはATMで入金される際の感染リスクについては十分ご考慮ください。

★岩山さんはご存じの通り大変有能な方なのでほとんど心配していませんが、
初めての試みであるため、寛大なパイオニア精神をもってご参加いただけると
ありがたいです。

以下が、特別編そのものについてのご案内です。

★★★

参加者の方に患者役をやっていただき、水島が治療者役をし、
面接の具体的な進め方などを学んでいただこうと思います。
また、その形だけにとらわれずに、いろいろなディスカッションが
できればと思っています。
「その場次第」の要素がかなりあるので時間管理は完璧には
いきませんが、
短時間枠(30分以内・ある局面のみ検討したいような方)、
長時間枠(60分以内程度・じっくりと症例検討したい方)
のそれぞれを選んでいただき、症例のエントリーをしていただきます。
症例のバランスおよび先着順を考慮して、現場でロールプレイに
参加していただける方を決定しますが、当日、もしも時間があまるようでしたら、
順位に漏れてしまった方の復活も考えますので、ご予定ください。

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対人関係療法研究会特別編(ロールプレイ中心)

目的:症例のロールプレイを通して、具体的な面接の進め方を学ぶ

日時: 2020年5月10日(日) 9:30-16:30(昼食休憩1時間)

場所: ウェブ上

定員: 20名程度(初挑戦なので、人数を少し絞ります)

★現時点で皆さまのニーズと実現可能性がどの程度か全く
わからないので、当日の最小催行人数を10名とさせて
いただきます。
参加費: 10,000円(学生料金7000円)
参加資格:(1)と(2)の条件をともに満たす方に限らせていただきます。

(1)対人関係療法研究会の実践入門編(2008年度以降)を修了されて
いる方、あるいは実践編(2007年度)を修了されている方

(2)症例エントリーができる方。(現在進行中の症例、導入予定の症例、
あるいは定型例の創作でもかまいませんが、対人関係療法による
治療を行っている/考えている症例。
かつ、その患者役をロールプレイできる方)
時間の関係で順番が回ってこない方は発生しますが、
「見学者」という枠はございません。

★条件を満たした場合、日本臨床心理士資格認定協会の、
研修〔ワークショップ〕ポイント申請(2P)予定です。
ただし、こういう状況下ですので申請から証明書発行まで、
2-3ヶ月程度お時間をいただくことをご了承ください。
証明書につきましては、後日メール添付にて送付させていただきます。
内容:

★エントリーしていただいた症例について患者役をやっていただき、
治療者役の水島とのやりとりの中で、感じたことや疑問点などを
検討していきます。

★当日の時間割を決めるため、また、患者さんについての基本資料として配布するため、
事前に「症例エントリーシート」にご記入をいただきます。

★お申し込みをいただきましたら、こちらから「症例エントリーシート」をお送りしますので、
ロールプレイする状況の時点までに得られている患者情報
(全くの初めであれば、おそらく主訴、既往歴、家族歴程度?
治療中盤であれば、それまでの治療経過の概要も)、
ロールプレイを希望する理由
などをお書きください。

★ 参加ご希望の方は、info@ipt-japan.org あてに、件名を、
「対人関係療法研究会特別編@Web(5/10)申し込み」として、
以下の必要事項をご明記の上、メールでお申し込みください。

<必要事項>
①氏名(ふりがな)
②所属 ※職業名ではなくご所属先を明記してください
③資格登録番号 ※臨床心理士の方のみ

★ご参加いただけることになった方には、エントリーシートや
振込先情報をお送りします。
エントリーナンバー、当日ロールプレイにご参加いただける可能性が
どの程度高いか、ということについては、5月1日(金)以降
当日までにご連絡いたします。

ご質問がございましたら、お気軽に info@hirokom.org
お問い合わせください。

* 事務局(info@ipt-japan.org)は、原則として月~木のみ
(その他不定休あり)のお返事となりますのでご了解ください。

* なお、上記「学生料金」とは、精神療法を行う立場になるために
直接関係のある学生証(例えば、医学部の学生証や、
臨床心理士となるための大学院の学生証など)を提示できる方のことを意味しております。

水島広子